生きることー活きること、共に考えよう、いのちを育む看護学
看護とは「生きる」ことに対して、人間のいのちを大切に育むという第一義的な役割・使命をもっています。看護師は「生きる」ことから「活きる」過程をサポートする役割を担うことになります。すなわち、看護とは「生きること」―生命の維持に関わり、その回復過程を手助けし、さらにその人がその人らしく自己実現をめざし「活き活きと生活」ができるように援助することです。
今、医療・福祉の現場が大きく変わり、医療は在院日数が短縮され、医療需要のある人々が在宅看護を余儀なくされています。このようなニーズに応えるために看護師の果たすべき責務と役割はさらに拡大することでしょう。また看護の質の向上に対応できる看護師を育成するために、平成21年度からカリキュラムも改正されます。
第20回日本看護学校協議会学会では看護基礎教育に関わる立場から、参加者の方々とともに看護の本質を踏まえ、看護および看護学教育のあり方を大いに語り合い、明日の活動のエネルギーにしたいと考えテーマを「生きること・活きること―共に考えよういのちを育む看護学―」としました。
学会企画委員長
世古 美恵子